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【大阪府へ要望書を提出しました】
日本センチュリー交響楽団は、昨日5月21日(木)、大阪を拠点に活動している4つのオーケストラ合同で各楽団長が大阪府庁を訪問し、新型コロナウイルス感染症対策におけるイベント制限緩和について、要望書を提出・申し入れを行いましたのでご報告いたします。
【要望要旨】
私たちは感染拡大を抑えるべく、苦慮の末で出されている政府並びに大阪府のイベント規制の要請を最大限理解し、オーケストラはホールで生演奏を聴いていただくことが生命線であることから、予定していたすべての有観客公演を取りやめ、公演の中止・延期を行ってまいりました。
しかしながら緊急事態宣言が延長となり、国の方針は緩和されましたが、医療ひっ迫が続いている大阪府においては「イベントは無観客」は継続され、今なお私たちのコンサートは中止を余儀なくされています。
大阪府の危機的状況は私たちも十分理解をしておりますが、このような状況だからこそ、音楽に癒やしを求める府民もたくさんいらっしゃると信じておりますし、『音楽の歓び』を府民の皆さまや医療従事者の皆さまに提供していきたいと切に願っています。
昨年6月の公演再開よりクラシック音楽公演の開催における新型コロナウイルス感染症の徹底した予防対策を、政府および専門家会議などと協議を重ね、クラシック公演に特化した感染防止ガイドラインを策定し、それを厳格に実施してまいりました。今後も最大限の感染症対策を取りながら、状況が好転した場合は、観客の人数を制限した形で公演が行えるよう、措置の緩和をして頂くよう、切にお願い申し上げます。