CONCERT コンサート情報

いずみ定期演奏会 No.33

定期演奏会

いずみ定期演奏会 No.33

19:00開演

いずみホール

指揮:飯森 範親(日本センチュリー交響楽団首席指揮者)/
チェロ:ヨハネス・モーザー

ハイドン
交響曲 第2番 ハ長調 Hob.I:2

ハイドン
チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1

ハイドン
交響曲 第50番 ハ長調 Hob.I:50

ハイドン
交響曲 第88番 ト長調 Hob.I:88「V字」

●聴きどころ

いずみ定期演奏会 No.33
今シーズンのハイドンマラソンの中でも、唯一のオール・ハイドンプログラムです。個性豊かな作品を4曲お届けします。
交響曲第2番は、諸説ありますが、ハイドンが20代の頃モルツィン伯爵に仕えていた頃の作品ではないかと推測されています。交響曲第50番はエステルハージ公爵の楽団の楽長時代の作品で、オペラの序曲の改作と言われる第1楽章や、オペラのアリアのような第2楽章など、ハイドン好きには隠れた名曲と言われています。
交響曲第88番は、数あるハイドンの交響曲の中でも演奏される機会の多い作品です。「V字」という不思議なタイトルは、楽譜出版社の整理記号だそうで、音楽とは関係がないものです。この3つの交響曲は、約10年おきに作曲されています。疾風怒濤の時代の変化を、飯森範親がどのように描き分けるのか興味が尽きません。
チェロ協奏曲第1番のソリスト、ヨハネス・モーザーは、チャイコフスキー国際コンクールなど数多くのコンクールで輝かしい成功を収めています。ベルリンフィル、バイエルン放送響、ロンドン響、ニューヨークフィルといったオーケストラに度々招かれ、強い信頼関係にあります。