CONCERT コンサート情報

第211回 定期演奏会

定期演奏会

第211回 定期演奏会

19:00開演

ザ・シンフォニーホール

指揮:マックス・ポンマー/ヴァイオリン:オーガスティン・ハーデリッヒ

2016年
9月23日(金) 19:00開演
9月24日(土) 14:00開演

バルトーク
ヴァイオリン協奏曲 第2番 BB117

ブラームス
交響曲 第2番 ニ長調 作品73

●聴きどころ

第211回 定期演奏会
2015年3月の第199回定期での雄大なベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」が語り草となった、マエストロ・ポンマーがセンチュリーの指揮台に帰ってきます。1936年、ライプツィヒに生まれたポンマーは、巨匠アーベントロートに師事したドイツ音楽の正統な継承者です。
今回彼が選んだのは二つの「2番」。
バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番は、20世紀に書かれたヴァイオリン協奏曲の最高傑作の一つです。1937〜38年にかけて作曲され、献呈者のゾルターン・セーケイによって、アムステルダムで初演されました。ソリストはオーガスティン・ハーデリッヒを迎えます。権威あるインディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールの覇者です。確かな技巧に裏打ちされた豊かな音楽性をもって、冒頭の印象的な主題から、最後の細かなパッセージまで、一音たりとも隙のない演奏を聴かせてくれるのではないでしょうか。
ブラームスの交響曲第2番はセンチュリーが最も大切に演奏してきた作品のうちのひとつです。2015年の第191回定期で採り上げた際にはライブ録音を行いましたが、これまで何度も採り上げてきました。マエストロ・ポンマーのもとで、どのような新しい歴史が刻まれるのか、聴き逃せないコンサートになるはずです。