CONCERT コンサート情報

センチュリー豊中名曲シリーズ Vol.2

特別演奏会

センチュリー豊中名曲シリーズ Vol.2

15:00開演

豊中市立文化芸術センター 大ホール

指揮:本名 徹次/ピアノ:児玉 麻里/ピアノ:児玉 桃

ベートーヴェン
交響曲 第1番 ハ長調 作品21

プーランク
2台のピアノのための協奏曲 ニ短調 FP 61

サン=サーンス
動物の謝肉祭

●聴きどころ

センチュリー豊中名曲シリーズ Vol.2
2017年度の豊中名曲シリーズはベートーヴェンの交響曲がテーマ。初夏の風が心地いい5月の名曲シリーズはそのベートーヴェン交響曲第1番で幕を開けます。
ベートーヴェンの友人からの手紙にあった「モーツァルトの精神をハイドンから受け取りなさい」というメッセージに触発されて創作されたこの曲は、ここから始まる九つの交響曲の壮大な物語の扉を開くのにふさわしい作品と言えます。どことなくモーツァルトの面影を残しながらもベートーヴェンらしさが発揮されている箇所が随所に見られます。第1楽章冒頭、第3楽章のメヌエットなどが聴きどころです。
続いてはフランスの作曲家フランシス・プーランクの2台のピアノのための協奏曲。これは2台のピアノのパワフルな演奏が圧巻です。2人のピアニストの掛け合いにオーケストラが加わる面白さ、プーランクの作品が初めての方も存分に楽しんでいただけます。
最後の曲は、同じくフランスのカミーユ・サン=サーンスの「動物の謝肉祭」。ピアノ2台とオーケストラで奏でる動物たちの描写。中でも白鳥は有名ですが、その他にもライオンや亀や象、カンガルー、ロバ、化石や水族館も登場します。とにかく楽しい曲ですので聴く人の周りをいろんな動物が飛びまわっているような音楽体験ができるでしょう!
指揮はベトナム交響楽団音楽監督として日越の文化交流に活躍する本名徹次。ピアノは大阪出身、世界で活躍する児玉姉妹が息の合った演奏を聴かせてくれます。